audible会員は聴き放題!「村上春樹」の小説32冊
知人におすすめ小説を尋ねると、必ずおすすめされていた村上春樹。audibleをはじめたことをきっかけに、オーディオブックで楽しもうと3シリーズ7冊聴きました。オーディオブックを毎日聴いていますが、まだ、全作品は聴き終えていないほど、たくさんの作品がオーディオブック化されています。
読了は「海辺のカフカ(上・下)」「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上・下)」「ねじまき鳥クロニクル(上・中・下)」の3作計7冊。ラノベに洗脳された私には少々難しい。。。いつか、理解できる日はくるのであろうか。引き続きチャレンジしていきます。
ー朗読の感想
「海辺のカフカ(上・下)」女優 木村 佳乃さん、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上・下)」俳優 大森 南朋さん、「ねじまき鳥クロニクル(上・中・下)」俳優 藤木 直人さんが朗読しています。
女優、俳優の朗読にワクワク聴き始めたところ、声優ナレーターと違い感情表現は控え目に感じました。朗読を聴くなら女優・俳優ナレーター、演技を楽しむなら声優ナレーターがよろしいかと。朗読スタイルは人それぞれ好みがあるので、自分にあったナレーターの作品を選ぶことで、よりオーディオブックを楽しむことができると思います。
ねじまき鳥クロニクル
ねじまき鳥クロニクル ―第1部 泥棒かささぎ編―
著者
村上 春樹
ナレーター
藤木 直人
配信日
2022/04/24
再生時間
11時間23分
あらすじ
「人が死ぬのって、素敵よね」彼女は僕のすぐ耳もとでしゃべっていたので、その言葉はあたたかい湿った息と一緒に僕の体内にそっともぐりこんできた。「どうして?」と僕は訊いた。娘はまるで封をするように僕の唇の上に指を一本置いた。「質問はしないで」と彼女は言った。「それから目も開けないでね。わかった?」僕は彼女の声と同じくらい小さくうなずいた。(本文より)
ねじまき鳥クロニクル ―第2部 予言する鳥編―
著者
村上 春樹
ナレーター
藤木 直人
配信日
2022/06/01
再生時間
12時間10分
あらすじ
「今はまちがった時間です。あなたは今ここにいてはいけないのです」しかし綿谷ノボルによってもたらされた深い切り傷のような痛みが僕を追いたてた。僕は手をのばして彼を押し退けた。「あなたのためです」と顔のない男は僕の背後から言った。「そこから先に進むと、もうあとに戻ることはできません。それでもいいのですか?」(本文より)
ねじまき鳥クロニクル ―第3部 鳥刺し男編―
著者
村上 春樹
ナレーター
藤木 直人
配信日
2022/07/15
再生時間
17時間8分
あらすじ
僕の考えていることが本当に正しいかどうか、わからない。でもこの場所にいる僕はそれに勝たなくてはならない。これは僕にとっての戦争なのだ。「今度はどこにも逃げないよ」と僕はクミコに言った。「僕は君を連れて帰る」僕はグラスを下に置き、毛糸の帽子を頭にかぶり、脚にはさんでいたバットを手に取った。そしてゆっくりとドアに向かった。(本文より)
海辺のカフカ
海辺のカフカ(上)
著者
村上 春樹
ナレーター
木村 佳乃
配信日
2022/10/04
再生時間
15時間31分
あらすじ
「君はこれから世界でいちばんタフな15歳の少年になる」――15歳の誕生日がやってきたとき、僕は家を出て遠くの知らない街に行き、小さな図書館の片隅で暮らすようになった。家を出るときに父の書斎から持ちだしたのは、現金だけじゃない。古いライター、折り畳み式のナイフ、ポケット・ライト、濃いスカイブルーのレヴォのサングラス。小さいころの姉と僕が二人並んでうつった写真……。
海辺のカフカ(下)
著者
村上 春樹
ナレーター
木村 佳乃
配信日
2022/10/04
再生時間
15時間40分
あらすじ
四国の図書館に着いたカフカ少年が出会ったのは、30年前のヒットソング、夏の海辺の少年の絵、15歳の美しい少女――。一方、猫と交流ができる老人ナカタさんも、ホシノ青年に助けられながら旅を続ける。〈入り口の石〉を見つけだし、世界と世界が結びあわされるはずの場所を探すために。謎のキーワードが二人を導く闇の世界に出口はあるのか? 海外でも高い評価を受ける傑作長篇小説。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(上)
著者
村上 春樹
ナレーター
大森 南朋
配信日
2022/12/28
再生時間
13時間2分
あらすじ
高い壁に囲まれ、外界との接触がまるでない街で、そこに住む一角獣たちの頭骨から夢を読んで暮らす〈僕〉の物語、〔世界の終り〕。老科学者により意識の核に或る思考回路を組み込まれた〈私〉が、その回路に隠された秘密を巡って活躍する〔ハードボイルド・ワンダーランド〕。静寂な幻想世界と波瀾万丈の冒険活劇の二つの物語が同時進行して織りなす、村上春樹の不思議の国。
世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド(下)
著者
村上 春樹
ナレーター
大森 南朋
配信日
2023/02/01
再生時間
12時間22分
あらすじ
〈私〉の意識の核に思考回路を組み込んだ老博士と再会した〈私〉は、回路の秘密を聞いて愕然とする。私の知らない内に世界は始まり、知らない内に終わろうとしているのだ。残された時間はわずか。〈私〉の行く先は永遠の生か、それとも死か? そして又、〔世界の終り〕の街から〈僕〉は脱出できるのか? 同時進行する二つの物語を結ぶ、意外な結末。村上春樹のメッセージが、君に届くか!?
騎士団長殺し
騎士団長殺し ―第1部 顕れるイデア編(上)―
著者
村上 春樹
ナレーター
高橋 一生
配信日
2022/12/28
再生時間
9時間32分
あらすじ
作家デビュー40周年
村上ワールドの新たな結晶!
物語の魔術師、村上春樹のすべてがここに――
一枚の絵が、秘密の扉を開ける……妻と別離し、傷心のまま、海を望む小暗い森の山荘に暮らす孤独な36歳の画家。ある日、緑濃い谷の向こうから謎めいた銀髪の隣人が現れ、主人公に奇妙な事が起き始める。雑木林の古い石室、不思議な鈴、屋根裏に棲むみみずく、そして「騎士団長」――ユーモアとメタファーに満ちた最高の長編小説!
騎士団長殺し ―第1部 顕れるイデア編(下)―
著者
村上 春樹
ナレーター
高橋 一生
配信日
2023/03/31
再生時間
9時間20分
あらすじ
騎士団長、登場!
謎と予感をはらんだ世界が、一気に動き出す――
その出現は突然だった。真夜中、主人公の前に顕れたのは「イデア」だった。イデア!?
一度は捨てたはずの肖像画制作に没頭する「私」の時間がねじれ、反転してゆく。不思議の国のアリス、上田秋成「春雨物語」、遠い闇の中でうごめく歴史の記憶、キャンバスの前に佇む美しい少女――多彩な人物と暗喩とともに、物語はさらに深く、森の奥へ。
騎士団長殺し ―第2部 遷ろうメタファー編(上)―
著者
村上 春樹
ナレーター
高橋 一生
配信日
2023/05/12
再生時間
9時間24分
あらすじ
4枚の絵が、新たな謎を語り出す。
ユーモアとアフォリズムに満ちた物語の行方を、
まだ誰も知らない。
森の小径を抜けて、絵画教室の少女と美しい叔母が山荘を訪れる。そして、4枚の不思議な絵がパズルのピースのように一つの物語を浮かび上がらせる。たびたび現われる優雅な銀髪の隣人、奇妙な喋り方で「私」に謎をかける騎士団長。やがて山荘の持ち主の老画家をめぐる歴史の闇も明らかになる。真夜中の鈴は、まだ鳴り止まない――。
騎士団長殺し ―第2部 遷ろうメタファー編(下)―
著者
村上 春樹
ナレーター
高橋 一生
配信日
2023/06/16
再生時間
11時間16分
あらすじ
物語の渦をくぐり抜け、「私」と少女は、ふたたび出会えるのか。
静かに深く胸を打つラスト、最高の村上ワールド!
「簡単なことだ。あたしを殺せばよろしい」と騎士団長は言った。「彼」が犠牲を払い、「私」が試練を受ける。だが、姿を消した少女の行方は……。暗い地下迷路を進み、「顔のない男」に肖像画の約束を迫られる画家。はたして古い祠から開いた異世界の輪は閉じられるのか。
「君はそれを信じたほうがいい」――村上春樹の秘密の物語が、いま希望と恩寵の扉を開く。
1Q84
1Q84―BOOK1〈4月-6月〉前編
著者
村上 春樹
ナレーター
杏、柄本 時生
配信日
2023/01/31
再生時間
10時間41分
あらすじ
ひょっとしたら、と彼女は思う、世界は本当に終わりかけているのかもしれない。 夜空に不思議な月が浮かび、「リトル・ピープル」が棲む1Q84年の世界……深い謎をはらみながら、主人公・青豆と天吾の壮大な物語(ストーリー)が始まる。 1Q84年――私はこの新しい世界をそのように呼ぶことにしよう、青豆はそう決めた。Qはquestion markのQだ。疑問を背負ったもの。彼女は歩きながら一人で肯いた。好もうが好むまいが、私は今この「1Q84年」に身を置いている。私の知っていた1984年はもうどこにも存在しない。……ヤナーチェックの『シンフォニエッタ』に導かれ、主人公青豆と天吾の不思議な物語がはじまる。
1Q84―BOOK1〈4月-6月〉後編
著者
村上 春樹
ナレーター
杏、柄本 時生
配信日
2023/03/01
再生時間
10時間37分
あらすじ
ひょっとしたら、と彼女は思う、世界は本当に終わりかけているのかもしれない。 夜空に不思議な月が浮かび、「リトル・ピープル」が棲む1Q84年の世界……深い謎をはらみながら、主人公・青豆と天吾の壮大な物語(ストーリー)が始まる。 ふかえりはきっと特別な存在なんだ、と天吾はあらためて思った。ほかの少女たちと比べることなんてできない。彼女は間違いなくおれにとって、何らかの意味を持っている。それなのにどうしてもそのメッセージを読み解くことができない。……『空気さなぎ』、宗教集団さきがけ、リトル・ピープル、そして夜空に浮かぶ月。謎に満ちた天吾と青豆の「1Q84年」はどこに向かうのか。
1Q84―BOOK2〈7月-9月〉前編
著者
村上 春樹
ナレーター
杏、柄本 時生
配信日
2023/05/01
再生時間
10時間30分
あらすじ
心から一歩も外に出ないものごとなんて、この世界には存在しない──君たち二人の運命が、ただの成り行きによってここで邂逅したわけではない。君たちは入るべくしてこの世界に足を踏み入れたのだ。この1Q84年に。……雷鳴とどろく夜、青豆はさきがけのリーダーから「秘密」を明かされる。天吾と父親の宿命的な再会、そして猫の町。二人が迷いこんだ世界の謎はまだ消えない。
1Q84―BOOK2〈7月-9月〉後編
著者
村上 春樹
ナレーター
杏、柄本 時生
配信日
2023/05/01
再生時間
9時間33分
あらすじ
青豆に言わなくてはならないことがいくつもあった。しかし今ここで天吾にできるのは、ただ名前を口にすることだけだ。青豆、と彼は呼びかけた。それから思い切って手を伸ばし、空気さなぎの中に横たわっている少女の手に触れた。……天吾と青豆、空に二つの月が浮かぶ1Q84年の世界で、二人はもう一度めぐり逢えるのか。深い森の中へ分け入るように、物語は続いて行く──。
1Q84―BOOK3〈10月-12月〉前編
著者
村上 春樹
ナレーター
杏、柄本 時生
配信日
2023/07/03
再生時間
12時間56分
あらすじ
青豆は「さきがけ」のリーダーが最後に口にした言葉を覚えている。「君は重い試練をくぐり抜けなくてはならない。それをくぐり抜けたとき、ものごとのあるべき姿を目にするはずだ」。彼は何かを知っていた。とても大事なことを。──暗闇の中でうごめく追跡者牛河、天吾が迷いこんだ海辺の「猫の町」、青豆が宿した小さき生命……1Q84年、混沌の世界を貫く謎は、はたして解かれるのか。
1Q84―BOOK3〈10月-12月〉後編
著者
村上 春樹
ナレーター
杏、柄本 時生
配信日
2023/07/03
再生時間
13時間10分
あらすじ
その誰かは、そこにあるものが本当(傍点傍点)に(傍点)ある(傍点)ことを確認するために、彼の幅広い手をいっそう強く握りしめた。長く滑らかな指、そして強い芯を持っている。青(傍点)豆(傍点)、と天吾は思った。しかし声には出さなかった。彼はその手を記憶していた。――青豆と天吾、二人は「物語」の深い森を抜けてめぐり逢い、その手を結び合わせることができるのか。ひとつきりの月が浮かぶ夜空に向かって……。
職業としての小説家
著者
村上 春樹
ナレーター
小澤 征悦
配信日
2022/06/01
再生時間
8時間36分
あらすじ
いま、村上春樹が語り始める――小説家は寛容な人種なのか……。村上さんは小説家になった頃を振り返り、文学賞について、オリジナリティーについて深く考えます。さて、何を書けばいいのか? どんな人物を登場させようか? 誰のために書くのか? と問いかけ、時間を味方につけて長編小説を書くこと、小説とはどこまでも個人的でフィジカルな営みなのだと具体的に語ります。小説が翻訳され、海外へ出て行って新しいフロンティアを切り拓いた体験、学校について思うこと、故・河合隼雄先生との出会いや物語論など、この本には小説家村上春樹の生きる姿勢、アイデンティティーの在り処がすべて刻印されています。生き生きと、真摯に誠実に――。
螢・納屋を焼く・その他の短編
著者
村上 春樹
ナレーター
松山 ケンイチ
配信日
2022/06/01
再生時間
5時間2分
あらすじ
秋が終り冷たい風が吹くようになると、彼女は時々僕の腕に体を寄せた。ダッフル・コートの厚い布地をとおして、僕は彼女の息づかいを感じとることができた。でも、それだけだった。彼女の求めているのは僕の腕ではなく、誰かの腕だった。僕の温もりではなく、誰かの温もりだった……。もう戻っては来ないあの時の、まなざし、語らい、想い、そして痛み。リリックな七つの短編。
神の子どもたちはみな踊る
著者
村上 春樹
ナレーター
仲野 太賀
配信日
2022/07/15
再生時間
5時間35分
あらすじ
1995年1月、地震はすべてを一瞬のうちに壊滅させた。そして2月、流木が燃える冬の海岸で、あるいは、小箱を携えた男が向かった釧路で、かえるくんが地底でみみずくんと闘う東京で、世界はしずかに共振をはじめる……。大地は裂けた。神は、いないのかもしれない。でも、おそらく、あの震災のずっと前から、ぼくたちは内なる廃墟を抱えていた――。深い闇の中に光を放つ6つの黙示録。
東京奇譚集
著者
村上 春樹
ナレーター
イッセー 尾形
配信日
2022/07/15
再生時間
6時間19分
あらすじ
肉親の失踪、理不尽な死別、名前の忘却……。大切なものを突然に奪われた人々が、都会の片隅で迷い込んだのは、偶然と驚きにみちた世界だった。孤独なピアノ調律師の心に兆した微かな光の行方を追う「偶然の旅人」。サーファーの息子を喪くした母の人生を描く「ハナレイ・ベイ」など、見慣れた世界の一瞬の盲点にかき消えたものたちの不可思議な運命を辿る5つの物語。
辺境・近境
著者
村上 春樹
ナレーター
永山瑛太
配信日
2022/12/15
再生時間
6時間44分
あらすじ
久しぶりにリュックを肩にかけた。「うん、これだよ、この感じなんだ」めざすはモンゴル草原、北米横断、砂埃舞うメキシコの町……。NY郊外の超豪華コッテージに圧倒され、無人の島・からす島では虫の大群の大襲撃! 旅の最後は震災に見舞われた故郷・神戸。ご存じ、写真のエイゾー君と、讃岐のディープなうどん紀行には、安西水丸画伯も飛び入り、ムラカミの旅は続きます。
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年
著者
村上 春樹
ナレーター
向井 理
配信日
2023/06/14
再生時間
13時間56分
あらすじ
多崎つくる、鉄道の駅をつくるのが仕事。名古屋での高校時代、四人の男女の親友と完璧な調和を成す関係を結んでいたが、大学時代のある日突然、四人から絶縁を申し渡された。
何の理由も告げられずに――。
死の淵を一時さ迷い、漂うように生きてきたつくるは、新しい年上の恋人・沙羅に促され、あの時なにが起きたのか探り始めるのだった。The New York Timesハードカバーフィクションランキングでトップになった、ベストセラー!
猫を棄てる 父親について語るとき
著者
村上 春樹
ナレーター
中井 貴一
配信日
2023/06/14
再生時間
1時間45分
あらすじ
各紙誌で絶賛! 村上作品の原風景がここにある
村上春樹が自らのルーツを綴ったノンフィクション。中国で戦争を経験した父親の記憶を引き継いだ作家が父子の歴史と向き合う。
父の記憶、父の体験、そこから受け継いでいくもの。村上文学のルーツ。
ある夏の午後、僕は父と一緒に自転車に乗り、猫を海岸に棄てに行った。家の玄関で先回りした猫に迎えられたときは、二人で呆然とした……。
寺の次男に生まれた父は文学を愛し、家には本が溢れていた。
中国で戦争体験がある父は、毎朝小さな菩薩に向かってお経を唱えていた。
子供のころ、一緒に映画を観に行ったり、甲子園に阪神タイガースの試合を見に行ったりした。
いつからか、父との関係はすっかり疎遠になってしまった――。
村上春樹が、語られることのなかった父の経験を引き継ぎ、たどり、自らのルーツを初めて綴った、話題の書。
パン屋再襲撃
著者
村上 春樹
ナレーター
柳楽 優弥
配信日
2023/08/22
再生時間
5時間6分
あらすじ
堪えがたいほどの空腹を覚えたある晩、彼女は断言した。「もう一度パン屋を襲うのよ」。それ以外に、学生時代にパン屋を襲撃して以来、僕にかけられた呪いをとく方法はない。かくして妻と僕は中古のカローラで、午前2時半の東京の街へ繰り出した……。表題作のほか「象の消滅」、『ねじまき鳥クロニクル』の原型となった作品など、初期の傑作6篇を収録した短編集。
ノルウェイの森
ノルウェイの森 上
著者
村上 春樹
ナレーター
妻夫木 聡
配信日
2023/09/04
再生時間
8時間9分
あらすじ
限りない喪失と再生を描く究極の恋愛小説!
暗く重たい雨雲をくぐり抜け、飛行機がハンブルク空港に着陸すると、天井のスピーカーから小さな音でビートルズの『ノルウェイの森』が流れ出した。僕は1969年、もうすぐ20歳になろうとする秋のできごとを思い出し、激しく混乱し、動揺していた。限りない喪失と再生を描き新境地を拓いた長編小説。
ノルウェイの森 下
著者
村上 春樹
ナレーター
妻夫木 聡
配信日
2023/09/04
再生時間
7時間33分
あらすじ
激しくて、物静かで哀しい、100パーセントの恋愛小説!
あらゆる物事を深刻に考えすぎないようにすること、あらゆる物事と自分の間にしかるべき距離を置くこと――。あたらしい僕の大学生活はこうしてはじまった。自殺した親友キズキ、その恋人の直子、同じ学部の緑。等身大の人物を登場させ、心の震えや感動、そして哀しみを淡々とせつないまでに描いた作品。
レキシントンの幽霊
著者
村上 春樹
ナレーター
滝藤 賢一、門脇 麦
配信日
2023/09/21
再生時間
6時間4分
あらすじ
古い屋敷で留守番をする「僕」がある夜見た、いや見なかったものは何だったのか? 椎の木の根元から突然現れた緑色の獣とそのかわいそうな運命とは。「氷男」と結婚した女は、なぜ南極に行こうとしたのか……。次々に繰り広げられる不思議で、楽しく、そして底なしの怖さを秘めた7つの物語。
カンガルー日和
著者
村上 春樹
ナレーター
多部 未華子
配信日
2023/10/20
再生時間
5時間3分
あらすじ
「ねえ、あの袋の中に入るって素敵だと思わない?」…表題作/「ねえ、もう一度だけ試してみよう。もし僕たち二人が本当に100パーセントの恋人同士だったなら、いつか必ずどこかでまためぐり会えるに違いない」…「4月のある晴れた日に100%の女の子に出会うことについて」村上春樹が「毎月一篇ずつ楽しんだり苦しんだりしながら産みだしてきた」、都会の片隅のささやかな18篇のメルヘン。
走ることについて語るときに僕の語ること
著者
村上 春樹
ナレーター
大沢 たかお
配信日
2023/12/22
再生時間
6時間27分
あらすじ
走ることについて語りつつ、小説家としてのありよう、創作の秘密、そして「彼自身」を初めて説き明かした画期的なメモワール。
女のいない男たち
著者
村上 春樹
ナレーター
市原 隼人
配信日
2023/12/25
再生時間
9時間18分
あらすじ
舞台俳優・家福をさいなみ続ける亡き妻の記憶。彼女はなぜあの男と関係したのかを追う「ドライブ・マイ・カー」。妻に去られた男は会社を辞めバーを始めたが、ある時を境に店を怪しい気配が包み謎に追いかけられる「木野」。封印されていた記憶の数々を解くには今しかない。見慣れたはずのこの世界に潜む秘密を探る6つの物語。
一人称単数
著者
村上 春樹
ナレーター
未定
配信日
2024/03/31
再生時間
7時間10分
あらすじ
人生にあるいくつかの大事な分岐点。そして私は今ここにいる。
ビートルズのLPを抱えて高校の廊下を歩いていた少女。
同じバイト先だった女性から送られてきた歌集の、今も記憶にあるいくつかの短歌。
鄙びた温泉宿で背中を流してくれた、年老いた猿の告白。
スーツを身に纏いネクタイを結んだ姿を鏡で映したときの違和感――。
そこで何が起こり、何が起こらなかったのか? 驚きと謎を秘めた8篇。
「一人称単数」の世界にようこそ。